マンション購入記録

分譲マンション購入時のあれこれとその後

モデルルーム見学(4)

妻が見つけてきた新築マンションは、ここ1年半賃貸で住んだ地域に近い場所の物件でした。買うなら通勤なども考慮して、と思っていましたので、つい東京寄りの物件をみてしまっていたのですが、環境がいいということらしいので、モデルルームに行くことにしました。

本命!?

実は、モデルルーム自体は妻が事前に見に行っていました。ちょうどキャンセル物件が出たらしく、それがまた結構いい部屋らしいので、ぜひ見に行こうということで一緒にいくことに。

物件はまだ建築中。といっても、躯体はほとんど完成しており、外装と内装が未完成といった状態でした。モデルルームは、現地のすぐ隣で、場所の雰囲気なども直接見ることができます。ちょっと駅からは遠いのですが、将来近くに駅が出来る予定があるという場所。しばらくはバスで駅まで出て、都内に通うことになるとおもいますが、まぁ、何とかなるのではないだろうか?という距離です(以前、半年近く片道2時間という通勤を続けたことがあるので、それよりましということで...)。

マンションの大半は100平米弱の広さ。価格の割りに広さは抜群ですが、モデルルームを見た限りでは、内装は普通といったところでした。モデルルーム見学(1)の物件の内装が一番ゴージャスだったな、と思えました。ただ、環境は子供を育てるには最高で、これまで見た3件のいずれも、ここには勝てないと思えました。

キャンセルが出た部屋は、前の購入予定者が設計変更まで指定し、すでに着手しているそうなんですが、その費用をウチが持つ必要はないとのこと。その変更内容は、下記のようなものでした。

  • 洗面所の扉を引き戸にする。
  • 和室の板の間を潰して、裏側のウォークインクローゼットをその分広げる。
  • クローゼットの奥行きを20センチ深くする。
  • クローゼットなどの取っ手をモデルルームと同じにする。

特に最初の引き戸については、使い勝手が格段に良くなると思われます。ここまで聞いて、ほぼ気持ちはこの物件に傾いてしまいました。(本当かどうかは別にして)キャンセル物件ですが、まだ売約済みのマークが部屋一覧についたままです。来週にはこれをはずして、元の状態に戻す予定とのこと。

ここで、本当であれば、どちらかの両親に見てもらって、アドバイスをもらいたい気分でした。なんせこんな買い物は夫婦のどちらも初めて。自分たちだけで決めていいものかどうか、どうしても不安になったのです。しかし、どちらの両親も見にこられる状況にない上、昔の世代の考え方だけで「マンションなんて」という判断を下されると、ますます何をどうしてよいかわからなくなります。最終的に、長く暮らし続けるのは自分たちということで、自分たちで決断することにしました。