マンション購入記録

分譲マンション購入時のあれこれとその後

内覧会(4)

引き戸問題発生

扉は2重ロックが付いたもので、とっても軽く引くと開きます。悪くないですね。玄関は、室内の廊下との段差がほとんど無いというもの。悪くない。廊下から室内を見渡すと...正直言って、「あら、狭い」とおもってしまいました。これはモデルルームが、購入した部屋よりも広いものであったことによる感覚です。こればかりはどうしようもないですね(モデルルームは100平米、購入した部屋は87平米)。

廊下の両脇には、洋室が1つずつ、次にトイレと収納。その先が和室入り口と洗面...あれ?妻が驚きの声を上げました。

今回の物件は、われわれが購入を決めた時点でキャンセル物件でした。で、営業担当者の売り文句が「前の購入予定者が設計変更を行っているが、それはそのまま残ります」というもの。その中の1つが、洗面所のドアを引き戸に変更するというものでした。

実際、このドア、完全に180度開きません。90度でとまります。ということはドアを開いた状態では、廊下をふさいでしまうのです。絶対に引き戸のほうが使い勝手は良いはず。これは購入を決意した要因の1つであり、譲れないところです。しかしまぁ...

事前に依頼して入手した図面も…

チェックシートにも記載ありますよ(笑)


今回の内覧会に向けて、事前に営業から変更前後の図面は取り寄せていました。それには、設計者の検印、承認印まで押印されており、しっかり変更点として図示、記載されています。また、今回渡されたチェックシートの図面も同様に引き戸になっており、さらに、上図のように、変更点もしっかり明記されています。

こりゃオオゴトですよ。洗面所の壁面全域が変更になりますし、壁にはコンセントもあります。とりあえず、すぐにエントランスに戻って、販売会社の担当者に状況を告げ、ゼネコンの担当者を呼んでもらうことに。

台所でもサプライズ

さらにもう1件。キッチンは、食器洗浄器と生ごみ処理機の2種類から設置品を選べるようになっていました。うちは、食器洗浄器をすでに持っていることから、生ごみ処理機を選択していたのですが...しっかりと食器洗浄器がビルトインされています。

頼んでいない食洗機が付いて...

頼んでいた生ごみ処理機が付いていない...

あららら。これもあわせて修正依頼をかけたのですが、実家の母のアドバイスで、ビルトインの方がいいのではないか?という議論に。結局、今の洗浄器を置いた場合の台所スペースを考えると、ビルトインですっきりしたほうが良いという結論に。この件については、間違ったままでいくことになりました*1

ちなみに、今回、前契約者が加えていた変更は下記のとおりです。

  • 洋室のクローゼットの深さを20センチ増やす(部屋をその分削る)
  • 洗面所のドアを引き戸に変える
  • 和室板の間を潰し、裏側のウォークインクローゼットを広くする

このあと、さくら事務所の鈴木さん到着。脚立と大きなケースを持っての登場です。

*1:食洗機の間違い: その後、2010年に食洗機のゴム部品交換になった際、食洗機についていた木枠に「となりの部屋番号」が書かれていることが判明します……。