マンション購入記録

分譲マンション購入時のあれこれとその後

6ヶ月アフターサービス点検(2)

浴室の件(12時30分)

12時30分、若い業者の男性がやってきました。浴室の件を担当するとのこと。浴室の件とは、浴槽のエプロン(浴槽の前部分の樹脂板)をはずしたときに、中の給配水管を固定するパテが外れてしまっているという件です。

この件は、先日自分で行った掃除の際に発見したもので、Webでも掲載していました。

frontlinehome.hatenablog.com

問題点は2点。エプロンをはずした際に落ちているのを発見した小さな部品の件と、給湯管を固定していた部材のパテが外れてしまっている点。

部品落下の件

落下していた部品は、四角い樹脂の立方体のような物体の片面に、1ミリ~2ミリのスポンジシートがついたもの。サイズは3センチ~4センチといったところでしょうか。これについては、業者さんはすぐに「最初にエプロンをはずす際に、かなりてこずりましたか?」と聞いてきました。なんと、内部でエプロンを押させていた部品だというのです。私がすんなりとエプロンをはずすのをみて、「おや?」と思ったそうで、通常はこの部品があるがために、エプロンの取り外しは非常に難しいそうです。

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幸い、うちは入居後に防カビコーティング業者が取り外しと清掃の指導をしてくれているので、そのときに外れたのでしょう。おそらく自分でやっていたら、壊すのが怖くてはずせてません。上の写真、わかりにくいのですが、バスタブのエプロンをはずして奥に向かって覗き込んだところです。フラッシュのために明るすぎる色になっていますが、奥に、何もついていず、パテだけが残っているのがわかると思います。これが、エプロンを奥から押さえる部品の1つのようです。

業者さんは、本当はつけておくべきだが、個人的にははずしたほうがすきという見解。頻繁に掃除をする場合、はずしておいたほうがエプロンの脱着が楽ということでした。こちらとしては、それがないことによる弊害があるのかどうかという点が問題なのですが、普通に使っている分には問題ないとのこと。これについては、そのままにしておくことにしました。

給湯管の件

バスタブのエプロンをはずすと、目の前には浴槽の裏側にそって2本の給湯/排水管が目に入ります。これは、片方が湯沸かし器からの給湯、片方が、追い焚きの際に浴槽からお湯を取り込む、いわば排水管にあたります。これ自体、あまり太くないゴムの管なのですが、管自体の重さがあるために、途中の中継部分を固定する部品がついていました。その部品が、パテごと落下していたという問題です。

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これについても、給排水は水圧をかけて行うために、パイプの角度などを固定しておく必要はなく、給排水時にパイプが浴槽にコツン、コツンと当たらなければ、そのままでもよいとのこと。なんでも、このタイプの浴槽はパテがつきにくいとか、いろいろいっていましたが、どうせ付きにくい上、はずしても問題ないのであれば、そのままでいいか、という気がしてきました(言いくるめられてる?)。というわけで、この固定具自体がぶら下がるのもよくないので、これ自体をはずしてしまうことにしました。

とまぁ、浴槽関連については少々妥協気味。バスユニット一式の価格というのは、おそらく軽自動車が買えるくらいの価格にはなると思うのですが、その値段のものの仕上がりがこんな感じです。まぁ、取れている部分が致命傷になるものじゃなかったので、まだよかったのですが、ほかにも見えないところでこういうのがたくさんあるのではないかという不安のほうが大きいですね。

みなさんの部屋の浴室も、一度見て見られてはいかがですか?意外なところが落ちてたりして...(なんて言ってみたり...)。

玄関小窓のサビの件

というわけで、指定の時間までに2回の業者訪問。この後もこの調子で続くのだろうかと思うと、イライラしてくる。

午前1時前、電話が鳴りました。携帯電話からの電話。相手は、玄関ドア脇の小窓金具の錆に関する業者。今から伺ってもいいだろうか?という電話でした。やっとまともな訪問をしてくる相手!。というわけで来てもらいました。

指摘内容は、玄関にある小窓の金具がさびてしまっているというもの。おそらくステンレスだと思われるのですが、なんで錆てるの?というのがこちらの指摘。どうやら、施工時の汚れなどが原因で錆をもらったようで、金具そのものが腐食しているわけではないとのこと。ヤスリがけで磨いてもらい、油を塗って終了。一番完結でさっぱりした作業の本件が、この日唯一指定時間を守った業者でした。

フロア軋みの件(廊下)

次いで、午後3時ごろ(って、ぜんぜん「次いで」じゃない!)、床の担当業者がやってきました。廊下がギシギシ鳴るという件。ところが、この日に限ってあまりならない。おそらく湿気などによって症状は悪化したり改善したりするのでしょう。業者もここを突いてきました。「ご主人のおっしゃるとおりでして...」しまった。罠か!。

結局のところ、季節によって板の伸縮が起きるため、ある程度の鳴りは仕方がないとのこと。しかし、まぁ、確かにそうかもしれない、と思えてしまった時点ですでに負け。でもこのままでは...何かあったはず...と思いつつ、洗面所前の引き戸の床を触っていると、思い出した!

洗面所の引き戸は、引き戸指定になっていたにもかかわらずドアがついていたため、一度作ったものを全部はがしてやり直ししています。そのせいか、引き戸の前の板は、少し盛り上がっている上、板の端を指で押すと、隣の板との隙間が見えるぐらいたわむのです。これを言わなければ!ということで、引き戸問題のためやり直した結果、こういう風になっているということを説明すると、業者も「これはだめですね。継ぎ目の凹凸の組み合わせ部分が割れています。やりなおさないとだめです」と言ってくれました。その場で直せるものではないので、建築業者さんと改めて日取りを決めて、施工しないといけないとのこと。

とりあえず、これで全域は無理としても、廊下のリビング側端のきしみは減るはず。ということで、本来ならば良い方向と考えられるのですが、この後に建築業者とやり取りをしなければならないというのが憂鬱。またはぐらかしたりするんだろうなぁ。

フロア軋みの件(洗面所)

あわせて、洗面所のきしみもその担当者に言ってみました。しかし、「私はフローリングの担当なので、そちらは...」と尻すぼみ気味。フローリングって...どっちも床じゃない!と思ったのですが、とりあえずは別の担当者が来るのだろうということでその場はよしとしました(そうでないことは後ほど判明)。

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