マンション購入記録

分譲マンション購入時のあれこれとその後

6ヶ月アフターサービス点検(1)

6ヶ月点検開始

少々前後しますが、6月に提出した、6ヶ月点検に向けての不具合報告のシートを載せておきます。こんな感じで書きました。

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実際には、さらに裏面に3項目記入、専有部分の指摘は合計12箇所でした。何が気に入らないって、これを書かないと何もしませんよ、ということが明記されている点でしょうか。総会でも指摘したのですが、それでは「点検」という言葉は使ってはいけないだろうと思うわけです。

ま、そんなことをいっていても仕方ないので、先に進めましょう。

このシートを出したのが6月10日あたり。その後、6月末から、施工会社である白石さんの担当者から日取りの調整電話がかかってきました。平日はどうですか?という問い合わせだったのですが、私自身が同席できなさそうなので(妻だけになってしまうので)、土日を打診。最終的に、7月10日の土曜日になりました。

その連絡ですが、当初「土曜日の午前中から伺います」と言ってきました。「から..」って、もしかして、入れ替わり立ち代り、各担当業者がだらだらとやってくるのでは?と思ったので、午後にできないか?と返答。すると、しばらく困ったような間をおいて、午後から伺うという返答が来ました。念のため「午後一、13時ごろからきてください」と通知。

でもなぁ、そのとおりになるわけないんですよ。当日は期待予想通りの1日になりました。

ドアの件(10時30分)

ベランダや廊下を、他の部屋の点検担当者らしき人たちが行き来し始めました。こちらも、台所の洗い物や掃除機での掃除などを行っていたのですが、午前10時30分ごろだったでしょうか、突然エントランスのチャイムが。
「アフターサービス点検の者です」
やっぱりな。午後からというお願いがぜんぜん末端の業者に伝わっていない。頼みますよ>白石さん。

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どこの担当かを聞いてみると、ドアとのこと。正直、何を書いたかを正確には覚えていないので、業者が到着するまでに、MOに記録しておいた、指摘事項の一覧表をスキャンしたデータを取り出しておく(印刷しておけばよかったのですが、あいにく用紙を切らしていまして...)。

ドアの不具合とは、玄関ドアを閉めた状態で、すこしドア自体にがたつきと、隙間が出るというもの。遊びが少々あるのはしかないとしても、中から外にたっている人の影が見えるくらい隙間があいているのはどうかと。

その件を伝えたところ、ドアのパッキングをすこし「出して」、密閉度を上げてみるという対応が提示されました。まぁ、そんなところでしょう。お願いします、ということで作業開始。

作業は、一度パッキングを全部はずし、薄いゴムのシートをその下に貼り付けて底上げ。再度、はずしたパッキングをつけることで、2~3ミリほどパッキングを飛び出させるというものでした。作業は2回目である程度成功。というのも、パッキングを出しすぎると、ドアが閉まらなくなるのです。というわけで、一度つけた下地ゴムをはずし、薄いものに交換してリトライという作業が発生しました。

しかし、2度目もすんなりしまりません。ドアを開けて、手を離して自然にドアを閉めたときに、「カチャ」と音がするまで閉まらないのです。これには業者さんも少々困ったようで、仕方なく、ドアのダンパー(ドア上部についている、ドアの閉まり具合を調節する機械)の勢いを調整しはじめました。調整は、ダンパー部分についている3つのボルト(六角レンチで回せる)をまわすことで調整できるようです。が、これもなかなかうまくいきません。確かに、ダンパーの効きを弱くして、勢い欲しまるようにすれば確実にドアは閉まるのですが、危険なくらいの勢いになるのも困ります。というわけで、しばらく試行錯誤で最適な調整ポイントを探し、そこそこのところで手を打ってもらいました。

確かにドアの隙間は埋まり、閉じた状態でのがたつきもなくなりましたが、ちょっとドアは閉まりにくくなっています。ダンパー調整はしましたが、部屋の窓を開けて風を通した場合など、リビングから吹き込んで玄関に抜ける風が、事実上のダンパーとして働いてしまい、勢いが落ちるとドアは最後まで閉まりません。これは密閉度をあげた場合、どうしようもないことなのでしょうね。とりあえず、妻には「入ってきたときなど、確実にしまったことを確認するように」と伝え、業者さんには帰ってもらいました(「カチャ」と音がするまでしまらないと、ロックしていない場合は無音で侵入できてしまう...)。

念のため、ダンパー調整の方法は教えてもらいました。ボルトは3箇所、それぞれ1、2、3と番号が振られています。1はドアの閉まり始めの速度。2はドアが閉まるまでの後半の速度。3はしまるときの勢いを調整するようです。ほとんどの場合、2の部分だけを調整すればよいということで、もししまり具合が気に入らなかったら、自分で試行錯誤してみるとしましょう。

というわけで、とりあえず1件終了。この調子で片付けばいいんですが。