マンション購入記録

分譲マンション購入時のあれこれとその後

トイレ騒音チェック

6ヶ月点検に関する総会で、トイレの騒音がひどいという話が挙がっていました。その件について、先日の理事会で「専門業者に状況を確認してもらう」ということがきまりました。というわけで、9月11日に、TOTOの担当者を含めて各戸の状況確認が行われました。

作業内容

行うことは、以下の3点だそうです。

  • 騒音の具体的な数値による確認(何デシベルか?)
  • 水量の絞込み
  • 便器取り付け器具の交換

作業は順番に行われました。

騒音調査

騒音の調査は、トイレの照明をつけない状態で行われました。というのも、照明をつけた時点で、換気扇が回ってしまうため、純粋に便座から排水される音を調べることができないからです。
この音の調査は、結局、他の部屋からどう聞こえるか、部屋ごとの差異はどうか、ということを見るためのものなので、数値を出したところで何か処置が行われることはありません。ただ、ついでに調べてもらったところ、浴室やキッチンの換気扇の音が、ちょうど、和室からトイレの排水音を聞いたときの音に近いことが判りました。

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結局、換気扇などを止めた状態だと、換気扇などがゴォォとなっているのと同じ音がトイレから聞こえるということになります。で、それが、換気扇のように連続音でないことから、目立ってしまうのかもしれない、という話も挙がっていました。
調査は途中のくしゃみのおとや子供の泣き声などもついでに計測しつつ、一通り終了。

水量の絞込み

水量の絞込みは、排水音を根本から減らそうという試みです。この時点で水量は最大になっているらしいので、それを少し絞ります。その結果、約85デシベル程度だった音が、80ほどに下がりました。実際、耳で聞いても少し小さくなったかな?という感じはありました。

取り付け具の変更

便座を取り付けている固定具に、ゴムのワッシャーをかますという処置が行われました。これにより、他の部屋に音が響くことを防止しようというものです。ただ、これも、しばらく使ってみないことにはなんとも結論を出せるものではありません。

最終的に、水量の絞込みと取り付け具の改善が処置の大きな内容でしたが、これをやったからといって、すぐに効果がてきめんに現れるというものでもありません。しばらく様子を見て、またそれぞれにインタビューを行うという形で処置する必要があるということで、この日の作業はいったん終了しました。