マンション購入記録

分譲マンション購入時のあれこれとその後

内覧会(5)

検査開始

引き戸問題でゼネコン担当者を呼んだ後で、さくら事務所の鈴木さん登場。今回、内覧会立会い同行を依頼したプロフェッショナルです。

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レーザーを使ったゆがみなどのチェック(構造体の角などに光をあわせる)

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玄関のチェック中


鈴木さんが持ち込んだのは、レーザーを使った水平、垂直チェック用機器(垂直、水平にレーザー光を投射して、壁のゆがみや天井と床の精度を検証する)やホルムアルデヒドの検証機材など。そして脚立(きちんと足にはタオルが巻いてあります)。

最初に検査内容の説明があり、時間がかかるホルムアルデヒドの測定を開始してから施工状況の検査がはじまりました。ホルムアルデヒド測定は、どれか1部屋を閉鎖して行います。うちの場合、寝室として利用する和室を選択しました。和室には押入れがあり、ここに使われているベニヤ材がよく有害物質の発生源になるそうです。測定には30分ほどかかるとのことで、この間和室は放置されることになります。

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こちらは流し台オーバーフローの調整を依頼する鈴木さん

鈴木さんがレーザーを使った精度測定を行っている間、あちこちの傷や汚れなどは、妻と私、弟と実家の両親で行うことになります。弟は少々神経質なくらいに傷を見つけてくれましたが、これらについては、結局傷の修正に入る業者が別の傷を生み出す可能性もあるため、極力自分で掃除したほうがいい、というのが鈴木さんのアドバイスでした。

しかし、釘の盛り上がりやパテの盛り上がり(パテクソ...というそうです...)なども結構洗い出してくれたため、助かりました。また、妻は傷をメインに調査。結構あちこちがガリガリやられています。特に壁の角などに、こすったあとや削れた後が多数見られました。

業者の言う時間では終わらないよ

そうそう、忘れるところでした。内覧会が開始されたのはだいたい3時、一応、業者は「1時間程度を見てもらえれば...」なんて言ってましたが、こちらとしては1時間で終るはず無いじゃない、というのが当初からの見込み。実際、さくら事務所の鈴木さんも2時間ほどは必要と言われていました。ということは、暗くなります。11月ともなれば、夕方の5時ですでに真っ暗。しかし、新しいマンションには当然、照明器具が入っていません(幸い、備え付けの照明も何箇所かあったので、真っ暗闇というわけではないのですが)。

最初、自分たちでもって来るべきかと思っていたのですが、鈴木さんいわく、ゼネコンの担当者に言えば貸してもらえる(というか、普通は用意されている)とのこと。早速お願いしてみると、棒の先にカバー付き電球がついた面白い器具が届けられました。

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面白いものがあるもんです。これなら、脚立などが無くても照明を天井コンセントに挿すことができます。最初から用意しとけよなぁ、というのが素直な感想でした。