引越しが完了した翌日が、それまで住んでいた賃貸物件*1の退去日でした。さらに、退去の2日後が引き渡しチェックの日。残念ながら、チェックの日は平日で、私は仕事でいけなかったため、妻に立会いを依頼しました。
敷金は、家賃と駐車場の3か月分を支払っていましたが、原状回復にかかる費用として8万円を差し引いた状態で戻ってくるとのことでした。しかし、妻から1点、問題があるとの連絡が。使っていた照明の裏側についていたスポンジの形に、天井が焼けてしまっているとのこと。そのため、天井張替えで5万円(後に、5000円の見間違いとわかるのですが...)余分に差し引かれてしまうそうです。
問題の照明は、ナショナル(松下電工)の HHYZ401 という型のもの。形状は円形で、天井に貼りつくような状態で利用する、最近良く見かけるものです。価格は1万円程度。この賃貸物件に入居したときにLAOXで購入し、1年半利用したものでした。照明器具の裏側には、天井に押さえつけた際にぐらつかないように、円形にスポンジクッションが付いています。今回、そのスポンジの形に合わせて天井に焼け焦げが付いていたそうです。
早速、ナショナルのサポートに電話すると、実際に現地をみて対応するとのこと。
結果から言いますと、壁紙の張替え費用(\5,000)は松下負担で、品物も交換することになりました(交換については、こちらから言い出さないと話が出なかった)。交換は購入したLAOXでだったのですが、さすがに同じものに交換したのでは意味がないのと、残念ながら今回の件で松下の照明はやめたいとの思いがあったので、LAOXに言って日立のものと交換してもらいました。
原因等については不明です。この製品固有の問題か、天井の壁紙の種類などに依存するものかどうかはわかりません。ただ、こういう照明は一度つけてしまうと、なかなかはずす機会が無いため、問題があったとしても表面化しにくいのかもしれません。ま、今回、松下の対応はそれなりに納得のいくものでした。今回の引越し関連で、下手な対応が多かった中、数少ない綺麗に問題解決したケースと言えます。
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