マンション購入記録

分譲マンション購入時のあれこれとその後

引越し(1) : 搬出と搬入

見積もりとプラン選定

引越しは、前にも書きましたとおり日通にお願いすることにしていました。前回の引越しで利用したアーク引越しセンターが、今回より少ない分量で5万円だったことを考えると、今回の84,000円はかなり安いのではないかと思われます。

引越しの見積もりは、3通り出してもらっていました。まともに荷物をつむと、トラック1台とワゴン1台になるという前提です。

[ケース1] 前日積み込み
前日にトラックに荷物を積み込んでしまい、翌朝から引越し開始。早く片付くが、2日分の人件費がかかるために10万を超えてしまう(エアコンの取り外し/取付込み)。
[ケース2] 当日積み込み
当日の第一便が完了した午後から積み込み開始、夕方~夜にかけて搬入を行う。これで84,000円(エアコンの取り外し/取付込み)。
[ケース3] 荷物自体を減らす
ケース2のやり方で、荷物を減らすという方法。荷物を減らすことでトラック1台だけで終らせるという方法。減った荷物の割りに、基本料金分に近くなるので値下げ幅は少ない。エアコンの処置をなくすと安くはなるが、ちょっとパフォーマンス的に今ひとつ。


というわけで、ケース2のやり方を選択しました。価格については、いずれも今回のデベロッパーからの指定業者が日通だったこともあり、割引が効いているようです。個別に依頼した場合、もう少し高くなるのではないでしょうか。

引っ越し当日

引越しは、唐突に始まりました。てっきりこちらに来る前に連絡があるものと思っていたのですが、いきなり「前まで来てるんですが、よろしいでしょうか?」。おーい、参ったなぁ。まだ片付いていないよ、ということで、30分ほど待ってもらい、搬出作業ができるようになってから作業員の方の仕事が始まりました。


ダンボールは、引越しを日通に依頼したすぐあとに届いていました。書籍、衣類、台所用品の3種類で約50箱。結構な分量です。ある程度は事前に詰めていたのですが、結構不定形なものなどは、後から自分で運ぼうと思い、詰めずにいました。これらについては、引越し作業中に作業員の方から「詰めてもらえれば運びますよ」といわれ、ほとんどが当日の作業中に梱包されてしまいました。結局、見積もりを取る人と、作業をする人が違うため、実際の見積もりで出した荷物の量を少々上回ってしまっても、トラックに乗るならば運んでもらえるようです(確かめたわけではありませんが)。


洋服を吊り下げて運ぶハンガーボックスは当日に持ってきてもらいました。てっきり自分達で詰めるものと思っていたのですが、作業員の方が、クローゼットやハンガーにかけてあった洋服をすべて梱包してくださいました(ハンガーボックスは合計4箱使用)。

搬出にあたっての養生処置は、以前依頼したアーク引越しセンターよりも丁寧に思われました。さすが日通です。最後に、自転車を載せ忘れていたことを思い出し、トラックに必死に載せようとする中で、一人のお兄さんが

「オレ、乗っていきますよ」

と言ったのには驚きました(笑)。残念ながら、2ヶ月以上放置されていた自転車で、空気なども抜けかけていたためにそれはあきらめてもらいましたが。


途中、コンビニで500mのお茶を人数分買っておき、作業が終ってから皆さんに配りました。前回の引越しでもやりましたが、これくらいでも喜んでもらえました。最後に、運転担当のおじさんが「え?これ今日運び込んでしまうの?」といっていたのには少々驚きましたが、冷静を装って「そうですよ、お願いします」と答えておきました。運転手は、てっきり翌日の搬入を想定していたようです。ビックリです。

搬入

搬入は、驚くほど迅速でした。さすがプロですね。アークのときと違ったのは、ソファやテーブルの配置までも、こちらの指示を仰いで対応してくれた点です。細かい調整にも答えてくれました。さすがですね。

Web掲示板などで、引越し時の破壊活動についてかなりひどい報告などもあがっていましたが、幸い日通のウチを担当してもらったチームに関しては、そのようなことはありませんでした。

ダンボールとハンガーボックスについては、こちらで開梱するということで、ダンボールなどの梱包材は後日連絡して回収してもらうことになります。この点については、回収について何も言わなかった前回のアーク引越しセンターとはえらい違いです。

午後一番に開始された引越しは、午後6時にはほぼ完了。あとには山積みになったダンボールと、綺麗に配置されたカーペットや家具が残されていました。