マンション購入記録

分譲マンション購入時のあれこれとその後

ウォシュレット一体型トイレを交換する(1)

トイレから水漏れするようになりました。2020年の夏くらいから、どうもたまに便器周辺が濡れていることがあり……。最初は子供が尿をこぼしたりしているのか?とも疑ったりしましたが、どうもこぼれているのは無色無臭。水です。秋になって、ウォシュレット使用後、水を流してからしばらくトイレを観察していると、便器に向かって左側面、便器の上に載っているウォシュレットの一部から水がポタポタとこぼれているのが判りました。

水漏れ箇所を特定

うちのトイレは、TOTO製のウォシュレット一体形便器 TCF980(トイレ蓋のシールで確認)。水漏れを起こしていたのはこの部分です(埃とか汚いですけどご容赦ください)。

ウォシュレット水漏れ発生箇所

楕円形のカバーが付いていたので、ちょっと爪をおこしながら外すとこんな感じに。

ウォシュレット水漏れ部分拡大

これは一体なんなのだろう?と思い、Webで型番検索してみるとこんなサイトで施工説明書などを見ることができました。
www.com-et.com

ここで施工説明書のPDFを見てみると、上記写真の部分の裏側には水道からの給水パイプが通っているようで……ってことはそのパイプ自体か継ぎ目から水漏れが起きているようです。

施工説明書より

応急処置

水漏れは、ウォシュレット利用後に「ぽた……ぽた」というレベルのもので、放置すると便器と床の継ぎ目を伝って周囲に滲み出てくるようなレベルです。なので、水漏れ課所の下にバスタオルを敷いておくことでとりあえず水の広がりを防ぐことはできます。当面はそれでしのぐことにしました。

水漏れの下にタオルを敷く

TOTOで修理を申し込む

2020年12月13日、給水パイプであればおそらく交換部品もあるだろう、ということで、TOTOのWebサイトからWebで修理申し込みをしてみました。問合せには上記の水漏れ箇所の写真も添付しました。

jp.toto.com

翌日、問合せフォームに書いたスマホに電話が。修理担当から訪問日の確認等でしたが、その場で部品交換でなんとかなりそうか尋ねてみました。すると担当の人はいいにくそうに下記の説明をしてくれました。

  • 設置から17年が経過している製品で、該当製品の保守部品はもう用意されていない。
  • 給水管や接合部の部品も専用のもので替えがない。
  • ウォシュレット一体形便器のため、ウォシュレット部分だけの交換はできず、交換するとなると便器から全部になってしまう。
  • 訪問しても、おそらくできるのはウォシュレットの給水を止めて水漏れを防ぐことくらいだとおもう。

正直「まじか……」でした。確かに17年も経過した製品の保守部品はメーカーも保管する義務もないでしょう。ただ、TOTOなどであれば部品は共用化しているだろうしそれくらいは……とたかをくくっていたのですが……。だめだったようです。それであれば現場に来てもらうだけで費用が発生してしまいますし、あまり意味もありません。水を止めるだけであれば自分でもできるという話だったので、止め方の説明を受けて修理依頼はキャンセルさせてもらうことにしました。

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frontlinehome.hatenablog.com