マンション購入記録

分譲マンション購入時のあれこれとその後

リビングのドアが閉まりにくくなった(蝶番のワッシャー潰れ)

先日から、リビングと廊下を隔てているドアの閉まりが悪く、ドアノブをギュッと上に持ち上げるようにするとカチッと閉まるという状態になってしまいました。

ドアノブのネジ緩みを疑う

まず疑ったのはドアノブ自体のネジなどが緩んでしまった可能性。これにより、ノブがきちんと上に上がらなくなって、重みで半開きになったのでは??と思ったのですが……。どうもその様子はありません。表に出ているネジ穴のネジは全てガッチリ締まっており、問題なさそう。

蝶番か

もしかして……とおもい、ドアの上下に付けられた2つの蝶番(ちょうつがい)の部分を見てみたところ、こんな感じになってしまっていました。まずは上の蝶番。

リビングドア蝶番(上部)の様子

そして下の蝶番。

リビングドア蝶番(下部)の様子

こんなです。上の蝶番は完全にワッシャーのような部分がすり切れて、ワッシャーの厚みの分だけ落ちてしまっています。さらに、下は、恐らく上がすり切れたことで重みがかかり、厚みが減っているように思います。ちなみにまだ異常を来していない、同種のドアになっているトイレの蝶番はこんなです。

トイレドアの蝶番部分(正常)

やはり、樹脂製のワッシャーがすり切れてしまったことでドアの金具位置がほんのすこしずれてしまい、ラッチ(ドアノブを回すと出入りする出っ張り部分)の位置もずれ、ドア枠側と上手く噛み合わなくなったようです。

対処(結論:ダメでした)

対処法を少し検索してみたところ、玄関ドアの金属ワッシャーが同じくすりつぶされてしまった方のブログに行き当たりました。

minkara.carview.co.jp

ドアを外してしまってワッシャーを換えればよいのでしょうけれど、それが難しいケース向けに、輪の片側が最初から切れたU字のようなワッシャーが販売されているようです。

厚み1mmと2mmがあるようで、ドアを少し持ち上げて蝶番の上下部分に隙間を空け、そこに差し込むタイプのようです。実際、ドアを持ち上げてみると蝶番が浮きましたので、これが使えそう。もう少し調べてみて採用するかどうかを考えたいと思います。

……で、商品到着。開封してすぐに分かること「軸の太さが、玄関ドア用だわ」。下調べをきちんとせずに飛びついた私の失態です。この「ワッシャ君」ですが、対応する蝶番の「軸」部分の太さが1.2センチ。玄関ドアなどのごつい蝶番用なんですね。一方、室内のリビングドアはその半分ほどの直径。全然合いませんでした。

だめだよなぁ……と、すこしガチャガチャやっているうちにすり切れていたワッシャーが完全に取れてしまい、ドア上部の蝶番はワッシャー無しに……。

結論

上記作業でワッシャーが完全に取れた結果、なぜか「ピッタリドアが閉まるように」なってしまいました。いままでのは何!?

というわけで、現在、リビングドアの蝶番は

  • 上部:樹脂ワッシャー無し
  • 下部:樹脂ワッシャーがすり切れてぺたんこ状態

ですが、ドアはきちんとしまるようになりました。何がなんだか分かりませんが、とりあえず蝶番の軸部分にスプレーグリースを吹き込んで滑るようにして運用していこうと思います……